モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-7-16 2:09:26 (7876 ヒット)


マメをつくらないために





ドラムを叩くとき、手にマメができたりしていませんか ?


 


演奏中というのは、いろいろなことを感じながら動いているものですから、グリップだけに集中するということは、なかなか難しいものです。 ついうっかり握りすぎて、みずぶくれができてしまうこともおありでしょう。


 


マメやみずぶくれができてしまうのは、演奏中にスティックを思い切り握りこんで、負担を一カ所に集中させてしまっているいるにも関わらず、それに気づかずに力を入れ続けてしまうために起こることが多いと考えられます。


 


この状態を回避する方法はないのでしょうか ?


 


それは、モーラー奏法に代表される、リラックスを主体にした奏法をマスターするしかないのでしょうか ?


 


もちろん、当ドラムメソッドはもちろんそれをおすすめします。しかし、実はモーラー奏法をマスターしていなくてもその回避方法はあります。


 


本当は、ヒットの瞬間に握らずに投げるような感じでスティックを扱ってほしいのですが、それはフリーグリップをマスターしなければならないので、それは難しいという人には、


ぎゅっと握りしめている指を使わないでスティックをもちなおしてみましょう。


 


例えば、常にこんなふうにもってしまうと、、



人差し指の部分がみずぶくれになってしまうことがあります。



そういう場合は、このようにもってみるもの一つの方法です。



この持ち方は、おすすめのグリップということではなく、人差し指に集中的にかけていた負担をなくすグリップで、あくまでも応急処置的なものです。


この形を固定して、もちつづけていれば、今度は別の位置がみずぶくれになる可能性があります。


ですから、いろいろな持ち方をして、一箇所に負担が集中するのを避けるように工夫しましょう。


 


別な部分にみずぶくれができてしまっている場合も、同じように、その部分の指をはずして、応急処置をとってください。


必ず良くなりますよ。


 


みずぶくれは、ほんの2・3分でできてしまうことが多く、早急な対処が必要です。対策が早ければ、マメにならずに治っていくでしょう。


しかし、このまま気づかずに、同じ持ち方をしてしまうと、マメとなってしまいます。


いくら長時間スティックを持ち続けたとしても、 1 日2から3時間程度であるならば、マメも水ぶくれもできません。


 


痛いのはイヤですよね ^^;


僕もイヤです ( 笑 ) 。


 


その多くの原因は、ヒットするときに握り込んでしまうということによります。 できるだけ握りこまないように工夫しましょう。



 


痛いという感覚は、体にとっては危険信号なのです。この危険信号をそのまま放置して、叩きつづけてしまうのは、ほかならぬあなた自身の指がダメージを受け続けることになりますよ。


これはモーラー奏法、一般奏法に関係なく、痛みをやわらげられる方法です。


 


 


どうかあなたの指をもっと大事に扱ってあげてくださいね。 


みずぶくれができたしまった人、はやく治るといいですね!!


 


 


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-6-25 1:29:13 (10213 ヒット)


しゃく骨・とう骨の動き





モーラー奏法に代表されるドラムのリラックス奏法において、この前腕(しゃく骨・とう骨)の動きを正確に理解するということは、非常に大切です。


 


上腕の回転に、内旋・外旋という動きがありましたね。一方、前腕の回転には、回内・回外という動きがあります。



前腕は、しゃく骨ととう骨の2本の骨が中心となって構成されています。


しゃく骨ととう骨は、下の図のような動きをします。カギをかけるような動きですね。



実は、モーラーブックの中に、この動きをしめす連続写真があります。それがこれです。



よく観察すると、とう骨が回内するときに、ヒットしていることがわかります。


 





前腕が回転するときは、この2つの骨が関係するわけですが、当ドラムメソッドでモーラー奏法に代表されるリラックスできる奏法を教えてきてわかったことは、


 


回転が遅い場合は、しゃく骨ととう骨の2つは捻れあうように動きます。とう骨だけでなくしゃく骨側も若干動くと言うことです。


 


回転が速い場合は、動くのはとう骨がメインで、しゃく骨はほとんど動かないということです。逆も真なりで、とう骨を素早く動かすためには、しゃく骨の動きが止まってきて、軸になる必要があります。この状態をつくりだすことができ、かつ、実際の演奏に取り入れることができれば、


 


高速シングルストローク ( 例えばテンポ200で 16 分音符を叩く ) が全く疲れずにできるようになります。


 


私たちの腕は、上腕が内旋 ( 外旋 ) を行うと、前腕は自然に内側 ( 外側 ) にまわるようにできています。このときの動きは、前腕部が回内 ( 回外 ) をしていなくても、内側 ( 外側 ) にまわるようにできています。このとき、肘が伸びていれば、個人差はありますが、腕はおよそ270度くらい回転します。一方、しゃく骨を軸にしたとう骨の回転はおよそ150度です。実際にドラムを叩く場合は、肘を屈曲した状態で演奏するのがほとんどですから、演奏中の前腕の回転幅は最大で、およそ150度ということになります。




この、しゃく骨を軸にしたとう骨の回転は、とてもスピードが上がりやすく、高速になりやすいということがわかりました。この運動は手首が上下に動くように見えてしまったり、フィンガリングで指を握るように動かしているように見えてしまうことがありますが、自分が習得すると、そうではなく、とう骨が動くということがはっきりと見えてきます。


ただし、この奏法で注意しなければならないことは、上腕と前腕(しゃく骨・とう骨)の連携に意識がいかなくなるということです。そうすると、三角筋や僧帽筋が疲れやすくなりますので、注意が必要です。また、腕の先端に意識が向くため、胴体からの動きを忘れがちになりますから、回外・回内によるストロークをする場合は、必ず胴体側から腕を動かすという感覚を身につけてから取り組んでください。へたをすると、肩関節を痛める可能性もありますので、しっかりとした指導者のもとでレッスンをお受けになられることをおすすめします。


 


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-6-11 14:08:23 (60539 ヒット)




モーラー奏法に代表される、リラックスしながら動くことができる奏法には、はっきりとした理論があります。


例えば、野球を見たり、やったりしたことはおありでしょうか?


野球の投手がボールを投げるフォームを思い出してほしいのです。足で胴体を動かし、捻り、腕はまるででんでん太鼓のひものように胴体側から順番に動いていきます。さらにボールを投げる瞬間は指が伸びますよね。そして投げた後も余りの運動が起こっています。ボールを投げた直後に、すべての動きをピタリと止めたりはしませんよね。そんなことをしたらとても危険です。


 


ここで想像してみてほしいのですが、ボールを投げるとき、もし、手首側が上腕よりも先に上がって、手首側が先におりるように投げたらどうなるか・・・・


そんなことをしたらボールはほとんど飛びませんよね。武道で言う、いわゆる「小手先で動く」フォームです。


しっかりしたボールをなげられるようにするには、胴体側から順番に動く必要があります。


 


しかし、このように考える方も多いでしょう。


 


リラックスなんて、人それぞれ違うのだから、奏法もその人にあったものを選べばいいんだ


 


肉づきも骨の長さも、太さも違うのだから、リラックスする動き方も人それぞれ違って当たり前じゃないか


 


と。


でも、はたして本当にそうでしょうか


 


一見、自由主義に見えて、可能性を広げそうに見えるこの考え方が、まったく正反対に、可能性を狭めることになるのです。おわかりでしょうか?


確かに、骨の太さや長さ、肉づきは違います。しかし、それはリラックスしながらの運動の方法が完全に違ってしまうほどの大きな差ではないのです。これは、野球のフォームを考えて見ればわかります。野球の選手にも、背の高い人、やせ気味の人、腕や脚の長いひとなど、いろいろな選手がいます。例えば上腕の長い人と短い人とで、ボールの投げ方が反対になるなどということがあるでしょうか?上腕の長い人は、胴体側から動くが、上腕の短い人は手投げでよいなんてことには、なっていませんよね?


いろいろ違いはあっても、大きい目で見れば、わずかな差であって、野球においては、胴体側が先に動かずに、手首が先にうごくなどというフォームはありえないのです。この法則は、ドラムを叩くときにおいては、当てはまらないのでしょうか?いいえ、それは違います。 ドラムを叩くということにおいても同じなのです。胴体側が先に動きやすいように脇がひらくようなフォームになるのです。


 


ドラムの業界においては、残念ながら、腕の先端側から先に動くことが常識となってしまっています。


そのことになんら疑問を抱かずにいる人が本当に多いのです。


 


小手先が中心に動いているということになるのです。 野球では絶対にありえない動き方で、ドラムを叩いているのです。


 


腕が本当の意味で楽にならなくていいのであれば、それでもかまいませんが、その場合は、楽になりきれないということをしっかり自覚する必要があります。


 


当ドラムメソッドは本気で業界を変えていきたいと考えています。それがこれからドラムに携わる人の役に立てると信じているからです。愛や尊敬のない折伏行為はいけませんが、本当のことを伝えていくことは、とても重要であると考えています。 また、賛同していただける方を募集します。本当にドラム業界の将来のために、日本のドラマーが世界で通用するために、この奏法を広げていきたいと考えております。


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-5-28 17:30:16 (10386 ヒット)


肩甲骨と上腕骨






モーラー奏法において、肩甲骨の動きはとても大切なポイントになります。このことは何度もお伝えしているとおりです。

その肩甲骨と上腕骨で肩関節をつくっているわけですが、この関節はいろいろな方向に動かせるようにできています。そして、この関節自体も動くことが可能です(肩甲骨の動きについてはこちら)。


上腕骨の動きについて


屈曲・伸展(くっきょく・しんてん)


矢状面上での動きで、いわゆる前に上腕を出す動きが屈曲、後ろにひいたりする動きが伸展といわれています。



外転・内転(がいてん・ないてん)


前額面上での動きで、胴体から上腕が離れるように動くと外転、胴体に近づくように動くと内転といわれています。



外旋・内旋(がいせん・ないせん)


水平面上の動きで、上腕の外側が前方に回転することを外旋、上腕の内側が前方に回転することを内旋といわています。用語的には外転・内転と混同しやすいので、注意が必要です。



水平外転・水平内転(すいへいがいてん・すいへいないてん)


床に対して、水平に上腕を外転位の方向に動かすことを水平外転、
その反対を水平内転といわれています。



この8通りの動きを定義されていることを覚えておきましょう。
モーラー奏法での、肩付近の動きにおいて、これらが複雑に混ざって運動しています。当ドラムメソッドで、外回転・内回転(うちかいてん・そとかいてん)と呼んでいるのは、この混ざり合った複雑な運動を一言で表したかったのと、純粋な外旋・内旋と区別するためです(モーラー奏法のアップストロークを内旋とよぶことも可能ですが、屈曲・伸展や外転・内転を含んでいないという誤解をまねきやすいため、この呼び名を使用しております)。


肩関節は、いろいろな方向に動かせるようになっていて、稼働範囲が大きい関節です。一方、それは同時に関節自体が不安定であるということにも直結しております。

もし仮に、腕の先端部で肩を動かそうとするならば、三角筋や上腕二頭筋などがゆるんでいればいるほど、肩関節を危険なめにあわせるリスクが高まります。つまり、胴体側から順番に動くということがとても大切になるわけです。モーラー奏法の動きの中に、しゃっ骨を軸にしたとう骨の回転で叩く方法がありますが、下手をすると、前腕部分で上腕を動かしてしまうことになりかねません。こうなってしまうと肩関節は危険にさらされます。独学で習得しようとしている人は、そういうところに特に注意が必要です。


 


また、肩甲骨と上腕骨との間には、肩甲上腕リズムという運動の関係があります。
わかりやすく、外転にしぼって説明すると、上腕が2度外転すると、肩甲骨が1度上方回旋するというものです。



ただし、これにはいろいろな説があり、現在のところ一つに統一されておりません。
ここでは、わかりやすく2:1の割合であらわしております。大切なことは私たちの上腕は肩甲骨の運動を伴って動いているということを知っていただきたいのです。

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-5-14 23:30:00 (8905 ヒット)


モーラーブックの連続写真





モーラーブックという本があるのは、ご存じでしょうか?


その本の中に、スティックを扱う腕を写した連続写真があります。見たことがない方は、一度ご覧になるといいでしょう。その写真からは、一般奏法とは明らかに違う動きを見ることがでます。




これがその写真のうちの1つです(この写真はアップストロークの動きをあらわしています)。


なぜこのような動きになるのかおわかりですか?


これには、しっかりとした理由があるのです。


実は、そのように動かすと、胴体に近い方から順番に動くことになるので、腕が楽に動かせるのです。


これは、現在の一般的な奏法に慣れている人や、リラックスする方法は、人によってそれぞれ違いがあると思いこんでいる人には、にわかには信じられないでありましょう。

しかしながら、これは疑いようのない事実であります。

私はモーラー奏法に代表されるリラックスを主体にした奏法を教えるということに、数千時間以上の時間を費やしてきた人間としてはっきりとした自覚をもって断言できます。


もっと踏み込んだ言い方をすると、


過去の偉大な先輩ドラマーが動かしてきた動きを分析することは、とても有意義です。でもそれは、多くの場合、一部分のリラックスを実現させているにすぎないことが多かったのです。なぜなら、リラックスをしながら、運動できるということを直感的に感じることはできても、理論立てて説明することができなかったために、自分自身の動きの曖昧さを修正することができなかったからです。


当ドラムメソッドでは、リラックスして、動くための独自に開発したチェック項目があります。理論だてて説明ができます!


つまり、過去のドラマーがそのように動いてきたから、それを鵜呑みにするということは、その人と同程度のリラックスをすすめることはできても、それ以上はリラックスがすすまなくなることを意味するのです。


大切なことは、まねることだけではなく、


いかに動くべきか、なぜそう動くべきなのか


を知ることなのです。


自分がリラックスできていないのに、リラックスを語るということは、するべきではありません。


一部の一流のドラマーを除いて、ほとんどのドラマーが力みがちであるということを、力んでしまっているという自覚がないひとほどわかっていません。非常に残念なことです。


モーラーブックに出ている連続写真は、リラックスをしたまま動いていくという観点から見て、理にかなったものです。


ただ、あの連続写真のように動けば必ずリラックスができるかというと、そうではない場合があるのです。


この部分が情報だけを集めて、独学でやろうとする人のつまづきやすいところです。


あの動きは、必要条件であって十分条件ではないのです。言葉で言うのは本当にはがゆいのですが、あのとおり動いていても、リラックスできていない場合があるのです。


それどころかへたをすると逆に疲れてしまうこともあります。この部分は、身体の感覚として確かに脱力をすすめた人にしかわからないといっても過言ではないのです。


ドラムの基礎を習う場合も、しっかりと脱力を進めた人に教わることをお薦めします。それには、少なくとも、モーラー奏法をマスターしている先生が良いと思います。


当ドラムメソッドは、動きに慣れてくればくるほど、楽に動けるようになります。生徒の方の多くが、楽に動かせるようになったといってくださいます。 手前味噌で気が引けますが、他のどのレッスンでもここまでは出来ないと自負しております。また、いつも痛みを伴いながら叩いている人にとっては、想像を絶することであろうとおもいますが、本当のことなのです。

興味のある方は、ぜひ無料体験レッスンをうけて、動きの雰囲気を感じてみてください。リラックスして、決して力んでいないのを感じられることでしょう。


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