モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで
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投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-10-31 10:50:00 (5176 ヒット)








前腕部の痛みと力感





ストロークのスピードを上げようとすると、前腕部(手首と肘の間)に痛みを感じることはありませんか?じつは僕自身もモーラー奏法に変える前は、ハイスピードのとき、この痛みによく悩まされました。これを仕方のないこととあきらめている方もいらっしゃるようですが、これは仕方のないことではありません。
なぜ痛みが発生するかというと、一つは、スティックを指で強くにぎりすぎていることが原因なのです。指の動きをコントロールする筋肉は前腕部にあります。強く握りすぎているから、その筋肉の無駄な力みが前腕部に硬直をおこし、それが痛みへと移行してしまうのです。その痛みをとるには、あたりまえですが、スティックを強く握らないことです。痛みを感じるほとんどの人は、自分がスティックを強く握ってしまっているという自覚がありません。こういう場合は、脱力を取得している人に教わるのが一番です。
本当は、握るどころか挟むことさえしないで、ストロークを行うことが十分に可能なのです。「握らないとスティックが飛んでいってしまうじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、握りを緩めていながら、スティックを飛ばさずに、ストロークを安定させることができます。しかもテンポ200以上の高速で。

モーラー奏法というとアクセントがついたフレーズで高速にする練習が有名ですので、一定の音量では、スピードが上がりにくいと思われがちですが、そんなことはありませんよ。この奏法を利用すれば、しっかりと一定の音量をキープしたまま高速のストロークが可能となります。
しかし、力感を感じながらストロークを行うと、スティックをしっかりにぎってドラムを叩いてしまいます。このあらゆる筋肉が使われているという使用感が、練習したという充実感を感じられるのでしょうが、残念ながらこれは脱力する方向と反対のものになってしまいます。うまくいくと、こういう意味での叩いている感覚はまったくありません。そうではなくて、「こんなんでいいのかな?」というぐらい筋肉の使用感がありません(もちろん最低限使ってはいます)。したがって痛みもなく、指にまめをつくることもなく、ストロークを持続できます。力みをとってストロークを続けられるようになると、叩いている充実感みたいなものはほとんどなくなります。したがって疲れも発生しなくなります。


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