モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
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ストロークを正確にしたい

ストロークを正確にしたい

ドラマーがよく使うストロークには、大きく分けてシングルストロークとダブルストロークがあるんだ。簡単に説明すると、シングルストロークっていうのは右手(R)と左手(L)を交互にたたく(RLRLRL...)ことで、ダブルストロークっていうのは左右それぞれ2つづつたたく(RRLLRRLLRRLL...)ことなんだ。
さらにシングルストロークのなかに4つのたたきかたがあるんだよ。その4つとは、1フルストローク、2ダウンストローク、3タップストローク、4アップストロークの4つ。1のフルストロークは最もよく使われてるもので、振り上げて叩いてからまたすぐに振り上げるという1番ポピュラーなたたきかただよ。2のダウンストロークはフルストロークと同じように振り上げて叩く奏法なんだけど、たたいたあと、リバウンド(跳ね返り)をさせずに、打面のすぐ上で止めるという特徴をもっているんだ。え?なんで止める必要があるかって?はいはいそれはですね、そもそもドラムっていうのは音程をもっていないよね(高い音、低い音の区別はあるよ)。だから他の楽器のように音程を使って音楽を表現することはできないんだ。だからその分、音量の大小で勝負する必要があるわけ。大きい音はより大きく、小さい音はより小さくする必要があるってこと。小さい音しか出せないドラマーは他の楽器に音量ですぐ負けてしまう。大きい音だけではメリハリのないドラミングになってしまう。だから大きい音と小さい音がいっしょにまざる必要があるんだよね。ってことは大きい音を出した直後に小さい音を出す時もあるってことになるでしょ。そこで、振り上げてたたいた後すぐに小さい音を出すにはどうするか?...そうだよね。振り上げてたたいたあとリバウンドを止めることですぐあとに小さい音を出しやすくすることができるよね。だから止める必要があるわけ。3のタップストロークは小さい音を連続して出す奏法で、手首を使って軽くたたくんだ。4のアップストロークは2のダウンストロークの逆で小さい音を出した直後に大きい音を出したいときに有効な奏法だよ。別ないいかたをすると、振り上げるときに手首がまがることで、音を出す奏法。これは”たたく”っていう意識じゃなくて、ふりあげるときに”あてる”っていう感覚なんだ。文章で説明するよりもたたいているところを見たほうが理解しやすいぞー。
まとめると、


1 フルストロークは大きい音を連続して出すための奏法。 
(映像 2.76MB)



2 ダウンストロークは大きい音を出した後小さい音をだすための奏法。 
(映像 2.76MB)



3 タップストロークは小さい音を連続して出すための奏法。 
(映像 2.76MB)



4 アップストロークは小さい音を出した後大きい音を出すための奏法。
(映像 2.76MB)




 


ストロークを正確にしていくことはこの4つをはっきりと、叩き分けることでもあるんだ。音楽のなかには4つのストロークを必要としないものもあり、この4つのストロークはかならずしもすべて使うわけではないんだなー。だけどこの練習をしっかりやることで、スキルアップを目指せるぞ。そのために必要なこと、なんだかわかる?そうです。アクセント移動なんです。僕のレッスンでは、このアクセント移動を能率よく習得する、新理論を展開しています。この理論はまだまだ世の中にでまわっていないんだ。自分でいうのもナンだけど、結構すごいんだよ。ぜひレッスンをうけて身につけてね。






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