アクセント理論とモーラー奏法8

アクセント理論について

リラックスして取り組もう!

演奏してみよう!

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この4つのストロークは、ハイスピードの時と、ロースピードの時とでは少し動きが変わってきます。例えば、ダウンストローク(D)は、ハイスピードの時には、完全にはリバウンドを吸収しきらずに、次のストロークに進みます。ヒットした瞬間に握り過ぎないようにするのもスピードをあげるにはいいでしょう。



 4連符の2番目と3番目と4番目にアクセントがあるもの(いわゆる”ツタタタ”というやつですね)を練習しましょう。弱強強強になるパターンです。このアクセントの形の中には、UFDF、UFFD、UFDD、UFFFの4つの動きの形がありましたね。


例によって、1小節ずつ区切ってゆっくりから繰り返し取り組みましょう。
画面をクリックすると、動画でチェックできますよ。

1小節目はUFDFの練習用です。(UFDF、UFDF) 


2小節目はUFFDの練習用です。(UFFD、DTTU) 


3小節目はUFDDの練習用です。(UFDD、UTDU) 


4小節目はUFFFの練習用です。(UFFF、DDTU) 


小節ごとにできたら、今度はすべてつなげてやってみましょう。





 今度は4連符のすべてにアクセントがあるもの(いわゆる”タタタタ”というやつですね)を練習しましょう。強強強強になるパターンです。このアクセントの形の中には、FFFF、FFFD、FFDD、FFDFの4つの動きの形がありましたね。


まずは、1小節ずつ区切ってゆっくりから繰り返し取り組みましょう。

1小節目はFFFFの練習用です。(FFFF、FFFF) 


2小節目はFFFDの練習用です。(FFFD、DTUU) 


3小節目はFFDDの練習用です。(FFDD、UTFU) 


4小節目はFFDFの練習用です。(FFDF、TDUU) 


小節ごとにできたら、今度はすべてつなげてやってみましょう。

 

もちろん、この2拍のうち、大切なのは1拍目です。2拍目は1拍目の動きの形を引き出すためのものです。代用ができるものであれば、これ以外のものでも構いません。






モーラー奏法で演奏する場合

腕に重力を感じながら演奏しましょう。腕を落下させるということがリラックスにとってとても大切なことです。


記号はモーラーブックから参照しています。記号についてはこちら

 

 

53 UFDF の場合 

▼'や▽のときに、腕を落下させられているかチェックしましょう。

54 UFFD の場合 

腕が振り下ろされるときに、自分の力でまわそうとしないで、重力にまかせて落としましょう。

55 UFDD の場合 

重力を感じる感覚を身につけましょう。無駄な力を抜くことができるとようになります。

56 UFFF の場合 

脱力ができないと、腕にかかる重力が落下のエネルギーとして利用できないばかりでなく、
腕を支えたり、引っ張ったりしてしまうため、疲れがたまりやすくなります。


 

57 FFFF の場合 

回外と回内の連携に気をつけて、音色のばらつきをすくなくするように練習しましょう。

 

こちらもやってみましょう。
回内で音を出し、回外では出さないというストロークです。モーラーのダブルストロークによく使われます。
音色を均等に出したい人にもおすすめのストロークです。

 

58 FFFD の場合 

ノーアクセントとアクセントの音量差をしっかりつけられるようにしましょう。

59 FFDD の場合 

回外時に重力を感じられるように、腕を落下させるようにしましょう。

60 FFDF の場合 

上腕付近が疲れてしまう人は、腕を落下させるのを利用しているかどうか感じてみてください。







アクセント理論とは何か







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