フラムについて

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☆ フラムパラディドルディドル


このフレーズをフラムをとって考えてみると、RLRRLL という手順と、LRLLRRという手順がでてきます。
フラムパラディドルディドルでは、この2つの手順が交互に繰り返されてでてきます。
普通はこの手順を1つにしてそれを繰り返したほうが、やり易いと感じるでしょう。
しかし、これにフラムをつけると、 4つ打ちがでてきてしまいます。
それが、1拍目と2拍目で手順を入れ替えて、フラムをつけると、4連打はなくなります。
つまりこのテクニックは、フラムをつけても連続する打数が3つにおさまるように、工夫されているというわけです。





ちなみに6連符の最後にでてくる2つの音符はダブルストローク(3連打のうちの2つ)のアップストロークにあたります。そのあとにすぐアクセントノートがでてくるので、注意して練習しましょう。





☆ パタフラフラ

このルーディメンツは普通のオルタネイトの手順に、フラムを2つつけたもので、フラムの位置は拍のアタマとオシリです。
フラムが連続するわけですが、拍の最後にでてくるフラムの装飾音符がアップストロークになりますので、注意してください。
スピードを上げるにはここがカギになります。
がんばってトライしよう!




 



☆  スイス・アーミー・トリプレット

このテクニックはすべてダブルストロークだけでできています。
フラムの装飾音符は、ダブルストロークの2打目になります。
このフレーズがダブルストロークでできていると感じられるためには、フラムの装飾音符とその1つ前の音符が、あわせて2連打になっているということを感じられるようになる必要があります。

まずは、Rスタートからやってみよう!






今度は、Lスタートに挑戦しよう!





慣れてきたら、ゆっくりから徐々にテンポをあげていこう!
このルーディメンツはスピードを高速にすることができるので、がんばってトライしよう!








☆ インバーティド・フラム・タップ

このルーディメンツでは、連続する3つの連打がでてきます。
この3つは最初は装飾音符、その次がノーアクセントノート、最後がアクセントノートというように3連打でありながら、徐々に変化していきます。
普通は3連打ともなると、最後の音は小さくなるものですが、そうはさせずに大きくしているところがむずかしいポイントです。









☆ フラム・ドラッグ

その名のとおり、フラムとドラッグを混ぜたものです。
3連符の真ん中をダブルストロークにして、拍のアタマをフラムで演奏しています。






今度は、これを応用してみましょう。
このときに注意してほしいことがあります。
それはフラムの装飾音符にあたる音符を実音とまったく同じタイミングに直して演奏するということです。
ここではライドとスネアに分けて叩いています。このように、フラムが含まれるフレーズをセットに応用して振り分けて叩くときは、タイミングをフラムのままずらして演奏すると下手に聞こえてしまうので、タイミングを同時に直して演奏します。このテクニックはあまり知られていませんが、とても重要なテクニックです(下の譜面においては、装飾音符にあたる手の表記は省いてあります)。





     

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