| フラムについて フラムについて
前のページ<<11ページ>>次のページ このページでは、フラムについてみてみましょう。   ☆ フラム
  当ドラムレッスンでは、フラムを大きく2種類にわけています。1つは、レギュラー・フラム、もうひとつはイレギュラー・フラム(これについてはまた別途公開します)です。
 レギュラー・フラムとは装飾音符と実音の順で叩くことをいいます。いわゆる普通のフラムのことです。動画では装飾音符は基本的にはノーアクセントで、実音がアクセントになるように叩いています。
 
 
  
     
 まずは、動画のようにゆっくりから叩いてみましょう。ここでは、フラムの装飾音符の部分をアップストロークで叩いていますが、タップストロークで練習していただいてもかまいません。スピードや音量を上げるためには、アップストロークが有利です。両方やれるようにしましょう。
 このほかにも、ロック的なアプローチとして装飾音符・実音符ともにアクセントのフラムもあります(このフラムは使っている人が結構多いと思います)。
 慣れてきたらスピード・アップをしてみましょう!
 
 
 
 
 ☆フラム・アクセント
 
 このフラムは3連符でできています。オルタネイトで3連符を叩くわけですが、このとき拍のアタマにアクセントと逆の腕で装飾音符をつけるわけです。
    
   そうすると、3連打がでてきます。この3連打が徐々にアップできるように練習しておくと、スピードがアップしていくでしょう。でも、最初のうちはタップストロークで練習すると取り組みやすいと思います。
 
 
 手順になれてきたら、こんどは1拍目にバスドラ、2拍目にハイハットをつけてみましょう。
 テンポがくるわないように注意しましょう。
 
 
  
 
  
   
 ☆ フラム・アクセントの応用
 
 上で紹介したように、フラム・アクセントというのは、3連符で出てくることが多いのですが、ここではそれを4連符のなかに割り振ってたたいてみましょう。3連符でできているわけですから、3拍で一区切りになります。ここでは、4拍目を加えて、4/4の1小節におさまるフレーズにしてあります。こういうフレーズを3拍フレーズとか1拍半フレーズと呼びます。
 ポリリズム的な説明をすると、3拍4連ということになります。ちなみに巷で使われている3拍フレーズとか1拍半フレーズというものには3拍2連と3拍4連の2つがあります。詳しくはポリリズムの原理を公開するときに説明します。
 
  このようにまずは、スネア上で応用してみてください。
 これができたらタムに割り振りましょう。こんな感じで。
 
 
  動画では、拍のアタマをフローアー・タムから3タムへ移動させたりしています。
 
 
  
 
 
 
 ☆フラム・タップ
 
 ここでは、ダブル・ストロークにフラムをつけてみましょう。
 そうすると3連打がでてくることになります。ちょっとややこしいですが、慣れれば大丈夫です。
 
 
 
 
 
     
 動画では3連打の3つ目でアップしています。わかりにくい場合はゆっくりから徐々にスピードをあげるように練習してください。
 左右の3連打がのりしろでつながってるような感じです。ぜひトライしてくださいね!
 
 
 
 
 ☆フラマキュー
 
 このポイントは、フラムにアクセントが付いていないということです。フラムは普通アクセントと一緒に使いますが、ここではノーアクセントとしてフラムを使います。装飾音符の次がアクセントになっていますので、フラムの装飾音符はアップストロークということになりますね。
 
 
  
  
 
 これができたら、今度は手順を逆にして、トライしてみましょう。
 もちろん、アクセントはそのままそっくり同じ形になっています。
 
 
 
  
   
 ☆フラム・パラディドル
 
 今度は、ストレート・パラディドルにフラムをつけてみましょう。
 拍のアタマをアクセントとしてフラムを使います。ここでは4つ打ちがでてきます。テンポが速いとむずかしいかもしれないので、ゆっくりからはじめましょう。
 
 
 
  
  
 
 
 
 ☆シングル・フラムド・ミル
 
 今度は、リバース・パラディドルにフラムをつけてみましょう。
 リバース・パラディドルというのは、アクセントが8分ウラの位置につくのが簡単なのですが、ここでは拍のアタマにフラムとともにつけています。
 しかし、手順的には2つ打ちまでしかでてこないので、スピードはあがりやすいと思います。
   
  
 
 
 
 
 
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