モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで

« 1 ... 3 4 5 (6) 7 8 9 ... 18 »
 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-11-29 1:07:22 (5524 ヒット)






効果的なスピードアップ方法





一般的なドラムレッスンにおいて、ストロークをスピードアップさせる方法は、筋肉に強い負荷をかけつづけることで行おうとしていますが、当ドラムレッスンのストロークのスピードアップ方法は、いっさい疲れを伴わない方法で行います。これには明確な理論があります。この方法を使えば、どなたでも必ずや効果があらわれることでしょう。


1つは、回転を使うということが大切です。


しゃっ骨がしっかりとした軸になるほどとう骨の回転のスピードは上がりやすいのです。それは肘の関節がどのような仕組みで動いているのかをしっかりと理解すればわかります。回転については、回外と回内の2種類がありますので、シングルストロークにおいても、回外であてるバージョンと回内であてるバージョンの2種類が存在します。回外であてるバージョンについては、トニーウイリアムス、デニスチェンバースなどがわかりやすいです。回内であてるバージョンについては、バディーリッチのレギュラーグリップがわかいやりやすいと思います。


1つは、筋肉をゆるめる、ほぐすということが大切です。


いくら脱力が大事であるといっても、脱力というものが、厳密な意味で何の筋力も一済使わないということであると考えるのはやはりまちがいです。少しは使うのです(といっても疲れはいっさいありません)。スピードを上げていく際にもこれは成り立っています。もちろん訓練が必要です。しかし疲れを伴わないように注意するので、一般的な奏法によくあるような、疲れれば疲れるほど、筋肉に負荷がかかり続け、日がたつにつれ、段々と疲れなくなるというものではありません。日常的に普通の生活ができる程度の筋肉は必要ですが、ストロークのスピードを上げるために、特別に、いわゆる「鍛える」ということはしません。レッスンでは、常に疲れが伴わないように注意しながら、スピードを上げていく方法をレクチャーしています。この方法に、プロドラマーの方も、注目し始めています。  


 


hiromu@drumlesson.cc

評価: 0.00 (0 投票) - 投票する - コメントする
 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-11-14 1:21:58 (6776 ヒット)






アップストロークについて





モーラー奏法にも一般奏法にもアップストロークというストロークがあります。名前はまったく同じでも、この両者には大きな違いがみられます。一般的なアップストロークで、よく紹介されているものとしては、手首から先だけでいったん下に向かってタップして、そしてその後、スティックをチップの先から素早く振り上げるというものです。これではタップしてからすばやく振り上げていることになるので、残念ながら非常に能率の悪い動きになってしまいます。リラックスして音量やスピードを上げるためには、先端から先に動いてはだめなのです。そういう意味で、アップストロークとはどうあるべきかを考え直してみると、モーラー奏法でのアップストロークがいかに優れているかがわかってくることでしょう。当ドラムレッスンではアップストロークは内回転(うちかいてんという言葉は、当ドラムレッスンの造語で、上腕が内旋することで前腕が内側にまわるということです)で行います。一般的な奏法との決定的な違いは、けんこう骨を利用して、上腕を大きく内旋させることにあります。このようなストロークを行えることによって、ノーアクセントからアクセントへの移行がなめらかになります。したがってスピードも自然にアップしてくるのです。別な言い方をすると、けんこう骨から上腕を上げることで、前腕の途中から先が下にさがります。これによって音が出されるので、腕が動いている感覚としては、腕を上に上げているだけで、あてるというよりあたってしまったという感じなのです。アップストロークは、手首側が先に動いてしまう人が多いので、注意が必要です。ストロークをリラックスして行うためには、どんなにスピードが上がっても、手首から先「だけ」が動いてしまうことを避けなければなりません。そういう意味でも、モーラー奏法におけるアップストロークは、腕全体を動かすということのとてもよい訓練になるのです。


評価: 0.00 (0 投票) - 投票する - コメントする
 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-10-31 10:50:00 (5176 ヒット)








前腕部の痛みと力感





ストロークのスピードを上げようとすると、前腕部(手首と肘の間)に痛みを感じることはありませんか?じつは僕自身もモーラー奏法に変える前は、ハイスピードのとき、この痛みによく悩まされました。これを仕方のないこととあきらめている方もいらっしゃるようですが、これは仕方のないことではありません。
なぜ痛みが発生するかというと、一つは、スティックを指で強くにぎりすぎていることが原因なのです。指の動きをコントロールする筋肉は前腕部にあります。強く握りすぎているから、その筋肉の無駄な力みが前腕部に硬直をおこし、それが痛みへと移行してしまうのです。その痛みをとるには、あたりまえですが、スティックを強く握らないことです。痛みを感じるほとんどの人は、自分がスティックを強く握ってしまっているという自覚がありません。こういう場合は、脱力を取得している人に教わるのが一番です。
本当は、握るどころか挟むことさえしないで、ストロークを行うことが十分に可能なのです。「握らないとスティックが飛んでいってしまうじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、握りを緩めていながら、スティックを飛ばさずに、ストロークを安定させることができます。しかもテンポ200以上の高速で。

モーラー奏法というとアクセントがついたフレーズで高速にする練習が有名ですので、一定の音量では、スピードが上がりにくいと思われがちですが、そんなことはありませんよ。この奏法を利用すれば、しっかりと一定の音量をキープしたまま高速のストロークが可能となります。
しかし、力感を感じながらストロークを行うと、スティックをしっかりにぎってドラムを叩いてしまいます。このあらゆる筋肉が使われているという使用感が、練習したという充実感を感じられるのでしょうが、残念ながらこれは脱力する方向と反対のものになってしまいます。うまくいくと、こういう意味での叩いている感覚はまったくありません。そうではなくて、「こんなんでいいのかな?」というぐらい筋肉の使用感がありません(もちろん最低限使ってはいます)。したがって痛みもなく、指にまめをつくることもなく、ストロークを持続できます。力みをとってストロークを続けられるようになると、叩いている充実感みたいなものはほとんどなくなります。したがって疲れも発生しなくなります。


評価: 0.00 (0 投票) - 投票する - コメントする
 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-10-17 23:23:49 (4499 ヒット)








リラックスは理性的にもとめられるもの






この業界には、非常にたくさんのドラムレッスンがあります。そのうちの多くが、基本ストロークを大切にしていることと思います。しかし、この基本というものが何をもとに成り立っているのか、またなぜそう動くべきなのか、その基本が本当にリラックスを進行させるものなのか等の検証はされてはいないのが現状です。そのため、一般的にはリラックスをうながすために、それぞれの先生によるそれぞれの方法があるように思われてしまっています。しかしながら、リラックスするための方法は、人によって完全に違うということはなく、すべての人に共通の方法があるのです。この方法をしっかりと身につければ、疲れや痛みはいっさいなくなります。他のドラムレッスンを受けている方に聞きたいのですが、あなたの先生は疲れや痛みを軽減するための指導を施してくれましたか?「それはしかたがない」「リラックスは自分でみつけるしかない」というようなことを言われていませんか?有効な対応策を教えてくれましたか?また、チップが最短距離を通れば、スピードが最速になるといわれて、そのとおり練習して、ほんとうにリラックスできていますか?ほんとうにスピードがあがっていますか?じつは練習すればするほど前腕部に痛みがきていませんか?まだ完成できていないからしかたないと思うかもしれませんが、ほんとうのリラックスは完成に向かう途中で徐々にあらわれてくるものなのです。完成しきったときにはじめて完全なリラックスが突然おとずれるわけではありません。チップが最短距離を通れば最速になるということは、残念ながら正しくありません。確かに距離が短くなればスピードが上がりやすいのは事実ですが、それは腕の動き方が原則的に同じ場合に成り立つ理屈であって、動きそのものがリラックスできていない場合 (とくに手首から先だけが屈曲・伸展している等の動きなど)には成り立ちません。チップが最短距離をとおっていないのにもかかわらず、最短距離を動いているストロークを上回るスピードが出せてしまうのです。僕は奏法を変えたときに、この事実をまのあたりにしました。 それまではスピードを上げようとすると、前腕部が痛み出してしかたがなかったのですが、奏法を変えてからは、痛みを伴うどころかまったく疲れもせずスピードがあがっていきました。当ドラムレッスンの生徒のみなさんも、自分自身のリラックスが進んだことを非常に喜んでおられます。あなたもしっかりした理論でリラックスをもとめてみませんか?


評価: 0.00 (0 投票) - 投票する - コメントする
 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2007-9-28 1:12:40 (8681 ヒット)



手首のスナップ





私たちは、「手首のスナップをきかせる」という言葉を耳にします。これについてドラムの業界において、大きな誤解が存在しています。現在一般に広まっている奏法では、 スピードの速いストロークのとき、 手首から先だけを動かそうとすることが多いのです。 体感していただければすぐわかることですが、手首の屈曲・伸展だけの運動では、スピードは上がりにくく、危険も潜んでいます。 手首の丈夫な方は、それでいいのかもしれませんが、人の動きの原則を考えると、リスクが大きくな ると言わざるをえません 。 ましてやヒット時にスティックをぎゅっと握りこんでしまっているときには、指を動かす筋肉の端である腱に負担がかかります。ドラムがきっかけでなる腱鞘炎は、これが原因である可能性が高いのです。これを避けるには、しゃっ骨を軸にしたとう骨の回転運動がよいのです。当ドラムレッスンでは、この回転運動を取り入れた高速シングルストロークを紹介していますが、この運動は、リラックスしながらスピードを上げるのにとても都合がいい上に、安全に取り組めるのです。トニーウイリアムスやデニスチェンバースなどのは、この動きを利用して前腕部を回外させて、ストロークを行っています。手首から先だけを屈曲伸展させる運動としゃっ骨を軸にしたとう骨の回転運動は、プロ・アマを問わずほとんどのドラマーにとって、見た目に区別がつきにくい運動なのです。プロの方で、ご自分のストロークを「手首が上下運動している」とレクチャーしていたとしても、とう骨が動いていれば、回転運動を利用していることになるのです。プロドラマーであっても、言葉と動きが一致していない人は多いのです。このように書くと驚かれる方もいらっしゃるでしょう。しかしプロドラマーは動きを演奏に利用することには長けていても、動きそのものを、するどく観察し解説できるかどうかは、別問題なのです。ここを見抜かなければいけません。人の運動の状態を見抜く目というものは、かなりの個人差があり、自分の思い込みに左右されやすいのです。 手首のスナップをきかせるということの正しい理解は、手首から先だけが屈曲・伸展するということではありません。手首よりももっと胴体に近い腕が動いた結果として、最後の一押しとして利用するものであるのです。人間の体の運動においては、屈伸ではなく、回転が主体であり、手首といった腕の末端より、体幹部が先に動くということが、とても重要なのです。


評価: 0.00 (0 投票) - 投票する - 続き... | 2コメント
« 1 ... 3 4 5 (6) 7 8 9 ... 18 »
  • [60539]
  • [48466]
  • [40506]
  • [39297]
  • [37714]
  • [25543]
  • [24275]
  • [23985]
  • [23275]
  • [21160]

当ドラムレッスンについて詳しく知りたい人は無料体験レッスンを受け てみてください。


ユーザID または e-mail:

パスワード:

IDとパスワードを記憶

パスワード紛失

新規登録