モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-4-30 0:07:38 (7985 ヒット)




肩の動き





モーラー奏法にとって、肩をリラックスして動かすということは、とても重要です。

また、力を抜いて腕を動かすという点から考えても、肩の動きは大切になります。

ドラマーにとって必要なことは、体や腕というものを、充分に利用しながら、脱力を進めるということであり、そのためには、どのように動かすべきかを知るということは重要なことになるのです。




多くのドラマーが、腕を肩関節から動かしてしまいます。しかしながら、本当は「肩関節自体」が様々な運動をすることができるようにつくられているので、その動きのを利用するということは、自然なことであるといえるのではないでしょうか。その要となるのが、肩甲骨の動きなのです。



さらに、肩の動きをしっかりと把握するためには、その仕組みを理解している必要があります。



以前にも書きましたが、私たちの肩は、マネキンや人形とは違い、肩自体を自由に動かせるようになっています。

マネキンの肩は動きませんよね。


多くのドラマーは肩甲骨を自由には動かせていません。しかも、多くの方がその事実に気がついていないのです。とても残念なことです。


また、肩甲骨はインナーマッスルが使えないと外見は同じように動かせているように見えても、リラックス感が全く違います。


私たちは、レッスンを通して僧帽筋だけの動きでは、疲れやすいということをつかみました。当ドラムレッスンでは、どのような動きが僧帽筋をメインとした動きであるのか、どのような動きが肩甲挙筋をメインとした動きであるのかをレクチャーしております。


解剖学や運動学などの分野では、肩甲骨の動きを6種類に分類してあらわすことがあります。これは、肩甲骨の動きを理解するのに役立ちます。


その動きは


 


1 挙上(きょじょう)


2 下制(かせい)


3 外転(がいてん)


4 内転(ないてん)


5 上方回旋(じょうほうかいせん)


6 下方回旋(かほうかいせん)



 


3.外転はこちら


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5.上方回旋はこちら


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WIDTH=380 HEIGHT=314>





の6種類です。

特に挙上と外転をあわせた動きは、ストロークをする上でも大切な動きです。



肩甲骨がこれ以外の動きをとることはないとはいいませんが、複雑な動きを理解するためには、重要なポイントとなります。ぜひ理解しておいてください。




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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-4-12 22:46:57 (6191 ヒット)




腕はどこから?





このマネキンの腕をみてください。


私たちの腕が、このマネキンのようになっていると思っていませんか?


私たちの腕はこのマネキンとはまったく違う構造をしています。


 


モーラー奏法を習得するにあたって、腕の構造をしっかり把握するということは、とても大切です。なぜなら、漠然とした理解では、正確な動きを実現するには難しくなるからです。この意味がおわかりになるでしょうか?


あなたが理解している腕の構造が、事実と異なっているとしたら・・・



リラックスの実現は、正確な把握からはじまります。


腕のはじまりは、どこだと思いますか?



腕のはじまりを上腕骨のと肩甲骨、鎖骨の関節部分だとおもっていませんか?


この映像を見てください。


人体の骨格が表示されています。



H-Bone_F posted by (C)ブルーバックイメージ


 


腕のはじまりの一つは、肩甲骨です。


もう一つは鎖骨と肋骨の関節部分です。


 


腕は鎖骨(さこつ Clavicle)、肩甲骨(けんこうこつ Scapula)、上腕骨(じょうわんこつ Humerus)、尺骨(しゃくこつ Ulna)、橈骨(とうこつ Radius)、手根骨(しゅこんこつ Carpal bones)、中指骨(ちゅうしこつ Metacarpals)、指骨(しこつ Phalanges)という骨からできています。


 





不思議に感じるかもしれませんが、肩甲骨は、肋骨と接している部分がまったくないのです。とても自由でいろんな動きができる部分です。この肩甲骨のリラックスしたなめらかな動きには、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)などのインナーマッスルのリラックスした運動が大切になります。モーラー奏法にとっても、この肩甲骨の自由な動きは、とても重要です。




肩関節は、鎖骨・肩甲骨・上腕骨の3つの骨が中心となって構成されています。この関節は、とても可動範囲が広く、上腕をいろいろな方向に動かすことができます。

また、多くのドラマーが気づいていませんが、この肩関節自体が動くことが可能になっています。




肘関節はとてもユニークです。肘から先の動きは、屈曲・伸展、回外・回内の動きを担当します。肘の関節は、蝶番関節の働きである屈曲伸展だけでなく、橈骨の動きをメインとした回内・回外の動きをすることができます。高速のストロークに役に立つ動きです。


マネキンや人形をみると、肩は胴体の一部となってしまっています。自分の肩を人形のような構造であると認識している人が多いのですが、それはまちがいですよ。




この部分に気づけないと、本当の意味で腕を自由に扱うことはできません。したがって、リラックスの進行もある程度のところでとまってしまいます。


腕の構造をしっかりと理解して、理想的な動きをマスターしましょう。



 



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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-3-28 1:31:23 (13013 ヒット)


3つの基準面




人の体の動きを、言葉で表すということはとてもむずかしいことです。肩の動きということばひとつとっても、鎖骨の動きをさしている場合もあれば、肩甲骨のうえの僧帽筋の動きを示していることもあります。


自覚している、していないにかかわらず、私たちが人の動きを把握する力は千差万別です。このことは、同じ動作をする場合でも、人によってリラックス感はまったく違ってくるということ意味しています。モーラー奏法が言葉で表現しづらい理由はここにあるのです。


とはいえ、動作そのものを把握するということは、リラックスを進める上でも非常に重要です。このとき大切になってくることが、人は立体であるということです。以前、インフィニティーは立体になっているという話をしたことがありますが、私たちの動作も空間を立体的に運動しています。この空間での運動をしっかり把握するために、3つの基準面を知るということが大切になってきます。


3つの基準面とは、どんなものでしょうか。


当然ですが、私たちの体は立体です。直方体には面が3つありますよね。解剖学や運動学などの分野では、 私たちの体の方向を示す 面を、 この直方体になぞらえて、3つ定義しています。当ドラムレッスンにおいても、モーラー奏法のレクチャーの際に、これらの面の話を使用することがあります。


3つの基準面


1 矢状面(しじょうめん)


2 前額面(ぜんがくめん)、前頭面(ぜんとうめん)


3 水平面(すいへいめん)



別な言い方をすると、

縦・横・高さ

の3つの軸があるとします。この中からそれぞれ2つの軸をつかって面をつくるとします。そうすると、


縦と高さで 矢状面


横と高さで 前額面


縦と横で 水平面


と考えるとわかりやすいと思います。

この3つの基準面を知っていれば、ドラミングにおける、自分の動きを正確に把握することができます。座標の考え方も基本はここにあります。


ぜひ使ってください。

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-3-12 22:33:09 (4769 ヒット)








初心者大歓迎





当ドラムレッスンは初心者の方でも、しっかりと基礎練習をするつもりがあれば、大歓迎です。


当ドラムレッスンのモーラー奏法は、プロの方にもお教えするレッスンですから、マニアックな面も多く、 このサイトをみると 面食らうかもしれません^^;


しかしながら、プロもアマチュアも体の構造は同じです。多少の肉付きや骨の長さの違いなどはありますが、それが動かし方そのものの方法を、完全に変えなければならないほどではありません。リラックスする法則は、プロ・アマを問わず、どなたでも同じなのです。


 


簡単にいうと、


1、リキまないで叩きましょう。


2、そのための法則に従いましょう。


 


この2点が大切です。


1のリキまないで叩きましょうについては、どのドラムレッスンでもいわれることですね。


力んでしまうことの弊害は、思ったより大きいのです。健康のためにドラムを始めたのに、健康を害したのではどうしようもありません。


特に叩いていて、痛みが伴う場合は、いったん叩くのをやめましょう。正しく叩いていれば、どこも痛くありませんよ。


 


2のリラックスの法則について。


2008年3月現在、一般のドラムレッスンにおいては、この法則について深く理解されている方が、非常に少ないため、本当に残念ですが、正しく指導することができていないといわざるをえません。 一般にひろまっている奏法では、腕の先端部が先に反応してしまうため、本当の意味でリラックスはできません。


しかし、私たちのドラムレッスンは違います。


 


どうやって動いたら、疲れが取れるのかを指導できます。


 


どのように動いたら、体が楽になるのかを指導できます。


 


ドラムを永く叩いていきたいのであれば、このレッスンはとてもおすすめです。基礎をしっかり学ぶという意味では、モーラー奏法がリラックスできるという原理をしっかり学ぶことが重要です。


初心者の方ほど、しっかりとした基礎を身につけてほしいのです。


ぜひいらしてください。お待ちしております。


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-2-28 1:49:30 (5931 ヒット)



基礎練習の大切さ





モーラー奏法のレッスンにおいても、基礎練習のレクチャーをうける大切さは、はかりしれません。自分では脱力できない部分の修正をうながせるからです。


脱力の進んでいない人は、自分に力が入っているというということを自覚できているかどうかを問うてみてください。


練習していて突然痛みがやってくるような感じがしていませんか?そういう感じがするひとは要注意です。動いているときに力んでいるという自覚がない可能性が極めて高いといえます。


力みがちな人はフォーム練習には注意が必要です。形にこだわるあまりリラックスをあとまわしにしてしまうことがあるからです。力みがなく動かせているという自覚があれば、たとえ多少チカラが入って動いてしまっても、またもとのリラックスした感じにもどすことができます。しかし、形にこだわるあまりに力みが抜けない場合は、もともとその形をとるために力が入っている状態で動いてしまっているわけですから、それ以上力を抜くことは困難になります。それは、どこの筋肉にどれくらい力みがのっているかということにまったく無頓着な人に、リラックスをすすめるということがとても難しいということと同じです。
つまり、脱力が形より優先するということをしっていただきたいのです。


当ドラムレッスンにおいては、基礎練習とは、脱力の進行をうながすものであると考えております。脱力という行為は、その進化に厳密な意味での完成というものはおとずれません。常に進化の途中にあるのです。ですから、当ドラムレッスンにおいての基礎練習も、もうできたからやらなくてよいという考えはとっていません。基礎練習を何度も何度も繰り返し、昨日より今日、今日より明日が、少しずつ洗練されていくように心掛けたいものです。


私たち講師は、みなさんに少しでもリラックス感を感じていただきたいのです。ドラムを叩いていて、力みというものが本当になくなるのですよということをお伝えしたいのです。


 


 


 


 

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